性能と品質について
耐震等級3
耐震等級とは、
地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表す値です。
耐震等級は全部で3段階あり、耐震等級3が一番高い等級です。
耐力壁や構造の接合部分など、数々の計算式をクリアしたお家が
耐震等級3と認められます。
シーキューブのお家は
耐震等級3がしっかり確保できるよう、設計しています。
※一部プランは耐震等級3以外でご提案することがあります。
省令準耐火構造
省令準耐火住宅とは、
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、
住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅のことをいいます。
日本では年間に4万件ほどの火災が毎年発生しています。
うち建物火災が半数以上を占めています。
(※H30年消防庁資料参照)
シーキューブは万が一に備えて
全棟「省令準耐火構造」でお家を建てています。
最長10年をかけることができる火災保険。
こちら毎回の火災保険が通常の木造住宅の火災保険より40~50%程度ほども、安くなります。
木は燃えるものですが、省令準耐火構造という、木造住宅であっても、燃えにくいと認定されて、
鉄骨構造や、ツーバイフォー工法など火災保険が割安となる金額と同等レベルです。
ただ、火災保険が割安になることも大切なことですが、ご家族の命を守る器としては、必ずおすすめさせてもらいたい装備でもあります。
高性能住宅で欠かせないこと 気密性(家のすき間が少ないこと)
高性能住宅気密性と、ほぼ同義語でいわれることの多いのが高気密高断熱住宅の家のことです
高気密とは、その家により、すき間が少ないということ。
高断熱とは、外からの暑さ寒さから、より、シャットアウトできる。
「熱を断つ」ということです
高気密
日本で一番厳しい1エリアの北海道基準※の気密性をクリア
一邸一邸の、全棟で気密検査を行います。
厳しい環境である北海道において求められる気密性お約束しています。※次世代省エネ基準
C値って何?
気密性を表すC値。簡単に例えると家の隙間の大きさです。数値が小さいほどすきまが小さくなり高性能となります。寒さの厳しい北海道では厳しい基準がありました。
気密ってほんとに大切なの?
実際の住み心地、快適性を考えると、また夏熱いときには涼しく、冬寒いときには、暖かく住まうために断熱性能とあわせて、気密性に配慮することはとても大切です。
わかりやすく例えると、とっても高い断熱材を購入して、家の床、壁、天井に張り巡らせたとしましょう。費用ももちろん高くつくことでしょう。こちらは、お客様が、お金を出して暖かい家にする方法の一つの解決策となるのです。
ただ、その家の壁と床にすき間が5cmあったとしたらどうでしょう。
暖かい断熱材(分厚くて、密度も高くて、費用も高いけどの断熱性)を、閉めた状態(高い気密の状態)だと、暖かいですよね。
ただ、気密性が低い(すき間がおおい家)だと断熱性が高くても思った以上に寒い、過ごしづらい・・・といった現象となります。こちらは、大工さんたち職人さんが、すき間がないようにと、つくっていくときに丁寧に、気をかけて作業していくことで変わってきます。また検査を行いながら、材料の継ぎ手部分ででてくるすき間には、シール材などで対応していくことで、お客様から買っていただいた断熱材が、より有効に働きをもつのです。
性能を左右する重要な要素であるにも関わらず、材料などの費用の部分ではく、手間の部分であることで、建築業界からの発信の取り組み度合いは弱かったともいえるかもしれません。
気密性(C値)を測定するようにと、
気にしている設計事務所も少ないかもしれませんし、
住宅会社、ハウスメーカーなども、まだ面倒なのが先だって、日本では少ないのが現状かと思います。
C値が、普及してこなかった理由としては、
●住宅メーカー
〇現場を管理するのに追加の手間がかかる…。
〇測定することは、さらに追加の手間がかかるし面倒くさいな…。
●大工さん 職人
〇忙しい中でさらに高い精度を求められるとなあ…
〇より精度の高い施工力、技術力が要求されるなあ…。
●お客様
〇ほとんどの住宅会社さんが隙間の話はしてないから、まあそれほど重要でもないのか
〇自分では、気密性(C値)を把握することも、現実的に難しいしな…。
暑さ対策、寒さ対策をかんがえたとき、シーキューブでは、
夏涼しく、冬暖かな、確かな住み心地をお約束するために
シーキューブでは、気密測定技能者という、気密測定診断の有資格者が、
5名(2020年1月現在)在籍しています。
(※気密を計測する専門家を育成しようと「気密測定技能者」なる資格制度が、財団法人 建築環境・省エネルギー機構 により発足)
有資格者たちが、気密性(C値)を全棟で測定し、C値1.0以下~0.4レベルの、高気密なすき間の少ない家の提供を検査を行っています。
(C値1.0とは、1M×1Mの壁に1cmのすき間があるという指標。数値は少ない方がいいのです)
暖かさ、涼しさは、
高断熱は、材料で品質の確保ができるものですが、費用が必要です。
高気密は、職人さんたちそれぞれの丁寧さと、検査による、その確認。
丁寧さ、手間ひまがかかります。
すき間があるときには場所を見つけ出して、
充填していくという少し手間のかかることですが大事なこととして取り組んでいます。
高気密高断熱住宅とは、夏涼しく、冬あたたかい家。
どこの会社も、夏あつくて、冬寒い家をつくっているつもりはないでしょう。
私たちも、お客さんからいただく家づくりの費用をより、有効に使っていきたい。
数字で表すことができることは、断熱基準として、UA値0.6以下。
気密性能として、最低限としては、C値1.0以下を考えて家づくりを行っています。
(2019年度シーキューブのC値すき間検査の平均値は0.50でした)
住む人が、冬の寒さによるヒートショックの心配がへり、健康に暮らせ、光熱費が安くなり、家計にやさしく、エネルギーを使う量がへるので、地球にも優しい、
すき間の少ない、そんな家づくりに取り組んでいます。
ZEH(ゼッチ)の取組みについて
株式会社シーキューブは、ZEHビルダー登録をしております。
2020年ZEH普及率50%以上を目標とし、各年度の目標値を定め公表しています。
ZEHとは
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)の略。
経済産業省がすすめる家づくりの指標が、このZEHです。
住まいの断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、
年間の一時消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅です。(エネルギーをまったく使わないということではありません)
断熱、気密のいい家とは、冷房、暖房機器に多くのエネルギーを必要とすることなく、
電気代、光熱費が下がることは家計にも優しく、地球にも優しいのです。
また、光熱費を少なくできるほど暖かい住まいは、健康にいいといわれています。
医療費がかからないということ以上に、健康であることは、自分自身で生活ができ、誰かの手助けや、介護になることの確立も少なくなることは、人は年をとっていくしかないのですから、健康に過ごせることのできる空間、住まいづくりは大切と考えます
ZEHビルダーとは
受注する住宅のうちZEH(Neary ZEHを含む)が占める割合を
2020年度までに50%以上とする事業目標を掲げ、申請し、登録された工務店。
ZEH普及目標の公表
2017年度 | 2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | |||
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実績 | 達成率 | 実績 | 達成率 | 目標 | 目標 | |
1/31件 | 3.2% | 3/30件 | 10% | 16% | 50% |
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