0から1を生み出す
0から1を生み出す
何もないところから新しく、つくりだしていくと言う経験を何度もしています。
私はもともと会社が起きてきたとき自体がそのような形であったので、
ゼロから何かを生み出していくことがとても好きです。
また、自分のエネルギーをそこに捧げることに、やりがいと楽しみを感じます。
ただ、いちど動き出したものを振り返ってみたときにうまくいかないこともたくさんあります。
自分が考えてやってきたことに対してもう一度否定をしてゼロに戻すと言う作業はかなり苦痛を伴います。
ただ、だからといってそのまま続けることもできません。
ゼロから1をつくる人には、
自分を信じながらも、自己否定ができる、このチカラを身につけていくことが大切とも感じています。
いつもいい気分でいていたいと思うものですから、自己否定はできればしたくないものです。
ストイックな部分もどうしても必要なのだと思います。
ストイックを楽しめる感覚があれば、この自己否定も善として受け入れられることができるのでしょう。
この出来事があったからこそ、また良くなれる。もっと良くできる。
そうやって見ると。
短期的にはネガテイブで、
長期的にはポジテイブ。
そのような人が0から1を生み出すタイプには向いているのかとおもいます。
また0から1を生み出すことが難しいと言う人がいたとしても、
1から5 や、10に伸ばすことが得意な人もいます。
そのような能力、性格の人にはどんどん任せていきたいです。
今あるものから、さらに良い点を伸ばして運用していく人。
良くないところに目がいく人。そのような人は、良くないポイントを見つけ出し、
まずは、ゼロのところまで戻す。
得意である人がそこにやがいを持つ。
それぞれの性格、能力にあわせて、チームはなすべきことを成し遂げていきます。
同じ工夫の仕方でも、
資質が違うからこそ、チームである必要もあるのです。
ただ、目の前のことを一生懸命に行う。
そんな時間が必要なときは多いとも思います。
考えてばかり、情報収集ばかり、先の心配、などあるかもしれません。
ただ、「今」を大切にすることで、未来も大事にできる。そう考えています。
今のままでいい、伸ばすと言うことを考えずに、現状維持を考える、そのような意味での、その場の一生懸命を行う、これでは、その人は、会社は、後退の一方になると思います。
現状維持のつもりでも、そこにいる人は歳をとっていくと言うだけで、
事のスピードはいずれ落ち、
そして、いつかは、定年など、必ずそこから出ていく形になると考えれば、
今ある中で、新たな成長の種をまき、芽を出させ、
それをどんどん上に伸ばしていくことを行う。
そしてまた収穫をして次の種を植える。
このような循環を作り続けていくことで、
会社は、たくさんの人、年齢、価値観の入り混じりがありながら成長していくのです。
私はより良い種を巻く作業を行いながら、
またときには苦痛ではあるにしても、ゼロベースに戻す決断、
と言う作業を行う役割とも思っています。
自分の役割を感じながら、
そしてそれぞれが、合う才能の所へ。
力が発揮できるような環境作りに向かって、
組織をチームを進めていきたいと思っています。