自分のやりたいことがわからない。
やりたいことが見つからないと言う人に会うことがあります。 やりたいことなのが、よくわからないことであっても 「まずは一生懸命に、全力でやってみる」 これが「やりたいことの探し方」だとも思います。 わたし自身も、家づくりの仕事が今となって振り返ってみると天職だと思っていますが、 この仕事に入った当初はそんなことを思っていたのかと言うと1つも思っていませんでした。 ただ目の前のものを、文句を言わず、誠実に、真剣に、全力でやってきた。 気づいたときには、やれることが増えていて、 喜んでくれる人がいて、 力を合わせてつくりあげる面白さを知っていて、 いつの間にかそのような充実感、爽快感のある仕事を、 天職だと思えるようになっていたと言う感じです。 すぐに、やりたいことがあるといいのでしょうが、 たとえ見つからなかったとしても、 目の前のことから逃げずに、我慢して、努力して、 その先の結果を待ち続ける価値は十分にあると思います。 そうゆう意味では「探す」というよりは、 行いの向こう側に生まれてくる「創る」という感じの方が近いという気もします。 答えはいたってシンプルで、 目の前のことにどんな姿勢で向き合う自分なのかだと考えます。
2020年03月21日 | 作成者:
安本昌巨