やめるの意識
やめるの意識
仕事行っていく中で、職人さんと、社内スタッフと、
家づくりという大きなプロジェクトをこなしていくときには必ず摩擦があります。
良いものと思っての意見のぶつかり合いは必要です。
家づくりは1人でできるものではなく、チーム一丸で作っていかないと完成までたどり着けないものです。
でも、そこに関わる人それぞれが、それぞれの生き方のなかで価値観ができていて、
良かれと思うこと自体がちがっていることがあります。
だから摩擦もうまれるのでしょう。
摩擦だけに目を向けるとそれほど気分のいいものではないです。
どのようにやっていけば良いのか、
どのように言葉がけすれば良いのか、
どのような仕組みを作ればいいのかという、
なんらかの行動をかえるのか、考え方を見直すのか、シグナルをもらえる機会だと社内で言っています。
ときには回数が重なるとしんどくなったり、
やめてみたくなることもあるかもしれません。
そんな時には、自分がどこに進んでいきたいのか、どのような人物になりたいのか、
目の前の障害物だけでなく、
もう1つ先の自分の目標を見つめた上で、今はやめるべきか、取り組むべきか、判断していくことが大切だと思うのです。
そうやって基準に乗っかっても、やめると言うことを捉えたときには、
自分が周りに与えることのできるより集中できること、
自らの思いを込めた信念、ミッションを、社会のためにどんな行動として別にやっていくのか。
やめると言うことをプラス発想で前向きな判断としていくためには、
自らのミッションに立ち返ることで、今の気持ちを大事にして過ごしたいと思うのです。