実力
チャレンジをして一度できるようになる事は大切です。
大きな自信にもなります。
ただ、1度や2度、できたからといって
それが自分の本当の実力などと、
傲慢になったり、慢心になったりすると、
あっという間に成長が止まっていきます。
器用さと、
実力とは、
また別世界のもの。
できるようになる、実力があるということとは、
できるを積み上げていくと言う事。
ちょっとよくなる。
さらによくなる。
それをでき続ける状態で、さらに磨きつづけていくこと。
プロとアマの差でもあるとおもっています。
家づくりの仕事、職人さんをみているとそのような意識になるます。
飽きてしまった…。ではプロになる世界でとして、そもそも向いてなかったのだと思います。
好きなことで得意になることがいいのでしょうが、
得意になって、どんどんその深さを感じて好きになっていくことももっと大切だと思います。
大工さんにとっては、大工の仕事、
私にとっては、家づくりの仕事、家族の舞台をつくる仕事が、その世界なのだと思います。
その世界に費やす時間と、意識の連続体こそが、真の実力をつくりあげる源と思います。
終わることなく。
慢心することなく。
続ける力。
今できている状態よりも、
さらによりよく変化させようとする工夫と努力。
こうして継続し続けることが、実力であると考えます。
できるようになった、実力がついた。
そこに安心して変化し続けることを止めてしまわないよう、
いつも気をつけていきたいと思っています。