大いなる工夫をするから大工さん
大いなる工夫
住宅、家づくりの仕事20年以上やっていても今も学びの連続です。
木、ぬりかべ、紙、石…その素材の性質を最大限に生かすことについて、
その見え方、あり方について、
いつになっても気づきを与えてくれます。
大工さんや、左官屋さんなど職人さんと現場での収まりついてなど話すと、
日々そのような素材に向き合い、
その「モノ」に素直に生かされる家づくりを毎日考え続ける探究心には、
今また発見を与えてくれます。
これは、いつもここに住む人のためにとって、
住み心地は?
どのように見えるのか?
ずっと住み続けるときにどのようなことが起きるのか?
暖かさは?
寒さ対策は?
窓からの光の入りは?
風の通り道は?季節によっては?
長年使ったあとは?
子供さんが小さいのであれば?
人が歳をとったあとは?
その素材が住まい手と生かされることを永い目線で、考え続けることで新たに生まれてくる工夫。
大工の文字は、大きく工夫するから大工なんだと、
大工さんに以前言われたことがあります。
経験を生かし、みんなと情報共有し、より探究心を持って、
周りからアイディアをもらい、生かされ、素材ととに生かされる方法を模索する姿勢。
私たちシーキューブは、
こんな職人さん達に支えられて家づくりができていることを誇りに思います。