【窓】の重要性について…!
先日、一旦緊急事態宣言が解除されました。 これにより、閉まっていたお店が開き始めました。 なかなか行けていなかった友人・家族・同僚と、早くご飯を食べに行ったりしたいものですね! どうもこんにちは。 さんちゃんです。 突然ですが、お家を建てるにあたってほとんどの方が、 「冬は暖かく、夏は涼しい家」を建てたいと思っているのではないでしょうか? そんな魔法瓶のようなお家を建てるには、断熱性能が非常に重要です! 家の断熱性能の大部分は窓で決まるということはご存知ですか? そこで、本日は【窓ガラスの断熱】についてお話ししていきたいと思います。 まずは種類について。 ・単板ガラス ・複層ガラス ・Low-Eガラス 今回は、こちらの3種類についてご説明させていただきます。 「単板ガラス」 単板ガラスとは住宅の窓ガラスに用いられるもっとも一般的な一枚ガラスのことです。 基本的に単板ガラスはもっとも断熱性能が低いものと考えて下さい。 もっとも一般的に流通している窓ガラスですので、費用の面では最も安価です。 「複層ガラス」 複層ガラスは2枚以上のガラスで空気層を閉じ込めた窓ガラスです。 内部に空気層があり、その空気層が断熱効果を高めます。 中空層に「乾燥空気」を封入したタイプの他に、空気以上に熱を伝えにくい性質をもつ 「アルゴンガス」や「クリプトンガス」を封入したタイプもあります。 「Low-Eガラス」 Low-Eガラスは複層ガラスの一種で、こちらも2枚以上のガラスで空気層を閉じ込めた窓ガラスです。 普通の複層ガラスとの違いは、2枚のガラスの内側、あるいは外側に「Low-E金属膜」と呼ばれる 低放射性能をもつ金属膜が貼られています。 Low-Eには遮熱タイプと断熱タイプの2種類が存在します。 ・遮熱タイプはガラスの中空層室外側に金属膜が貼られていおり、 放射による熱の移動を抑え太陽からの日射熱や紫外線をカットする機能があります。 夏の強い日差しをカットするのに適しています。 ・断熱タイプは中空層室内側に金属膜が貼られており、 太陽の日射熱を取り込みたい寒冷地で大活躍します。 また、室内の熱を逃がしにくい性質を持つため、年中快適な空間となります。 断熱タイプと遮熱タイプの使い分けとして、 南・西は遮熱タイプ、北・東は断熱タイプが良いとも言われています。 いかがでしたでしょか? 快適な暮らしを実現させるには、断熱性能が重要なポイントになります。 そして、断熱性能を高めるうえで【窓断熱】が極めて重要です! 外気が室内に伝わってくるのはほとんど窓からです。 お家を建てるのに、外観の見た目や間取りだけでなく、 性能や機能面もこだわっていただきたいと思います。 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 少しでもご参考になれば幸いです。 それではまた、次回のブログでお会いしましょう。
2020年05月30日 | 作成者:
三埜晃輝