寝室の作り方で、いい工夫はありますか?
十分に時間眠ったはずなのに、熟睡した感じがない。寝室の作り方で、なにか解消できる工夫などはありますか? ここでは、設計士として、 睡眠ですっきり疲れを取れる部屋づくりをお伝えします。 ポイントは、 照明器具 お風呂 湿度 の3つになります。 寝室は明るくしすぎず、 イメージとしては部屋の明かりを半分ぐらいにする位の感じです。 具体的には間接照明などがお勧めです。 眠る前から体の体制を作ることも大切です ◯お風呂はできれば、ぬるめのお湯につかって癒しのバスタイムがお勧めです。 頭が寒く足があったかいが基本です。 お湯の温度設定は38度から41度位のお湯が良いと言われています。 体温を上げすぎずがいいのですが、 どうしても熱い風呂がいいと言うお方は眠る3時間前までには入っておくようにすることがお勧めです 体温が下がるまでには時間がかかるので、このような形が良いでしょう。 〇そして、眠る2時間位前からは部屋の明かりを少し落としていきます。 ですから、眠る前に明るい所へ行くことや、コンビニなども行かない方がいいのです。 強い光を浴びたりしますと、眠る直前まで脳が興奮します。 脳がまだ夜でないと勘違いしてメラトニンが出にくくなります。 眠る2時間ぐらい前は家のどこでお過ごしでしょうか。 リビングなどにいてることが多いかと思います。 こちらの部屋の明かりを半分ぐらいに落として、体内時計のリズムを作っていきます。 良い眠りを得るための準備をしていきます。 こちらも間接照明があった方が調整しやすいです。 そしてもう一つ大切な事は、実は、リビングにいててのテレビやスマホを見るのは出来れば控えていただいたほうがいいのです。 できれば2時間前から。少なくとも1時間前には止めるようにしましょう。 そうすることで脳が興奮していたところから落ち着かせ、 睡眠ホルモン(メラトニン)が出やすくなるのです。 メラトニンとは、脳が夜と感じると出るくるもので、 眠る前の脳と体をリラックスさせてくれます。 これにより寝付きや睡眠を良くしてくれるのです。 夜の光が、メラトニンなどの体のリズムを変えるのですね。 光の使い方、照明器具の使い方を少し工夫すだけで、寝つき、睡眠の質のよくなるのです。 〇寝室の湿度調整 エアコンで湿度調整されるお方もおられますが、 ここでは、部屋に使う素材での調整のお話をさせていただきます。 塗り壁、紙クロス、エコカラット、無垢床材、 これらの素材は、全部呼吸をし、 部屋の湿度が高いと、湿気を吸収し、 乾燥してくると、はきだして、部屋の湿度を調整してくれます。 そして、これらの素材は、エアコンのように電気代はかからないですし、永久に使えて、故障の心配もありません。 ぜひ、寝室には一度このような素材の検討もされてみてください 寝室の作り方は、照明器具の配置や明るさ感、そして湿度調整できることが、熟睡できる環境には大切です。 他には、はカーテンの使い方もありますが、このお話は、また別の機会でお話させていただきます。 快適な寝室を作りたい、熟睡できる寝室環境にしたい、 照明器具のルクスはどれぐらいがいいの? ダウンライトの直径は? 壁からどれぐらい離すときれいにみえるの?など まだまだたくさんお話したいことはあります。 大阪で、あべの、八尾2拠点のスタジオがあります。 設計事務所&工務店シーキューブ 新築、リフォーム、リノベーション、土地探しと、家に関することは何でもご相談ください。 もうちょっと詳しくお知りになりたいお方は、シーキューブ住宅アドバイザーにお気軽におたずねくださいね。