コミニケーション
仕事の上でSNSを使うことがお客様、社内スタッフ同士、職人さんともに増えて、情報のやりとりはスムーズで楽になりました。 ただ、より気持ちを伝えると言う事は難しいようにも思います。 工事の工程や、図面等の情報はスピーディーに伝わる事はとてもありがたいことです。 ただ、そこに伝える言葉によっては、気持ちの良い情報として残るのか、 それとも嫌な感情が残る情報となるのか。 言葉の言い回し、接続詞なども影響し、話す言葉以上に気を使うものです。 また、話すことを逃げたり、文章だけで全て済まそうと避けたような気持ちで書く文章の時ほどSNSでは表現するとより難しい表現になっているようにも思います。 SNSこそ単なる情報伝達にならないように、お互いの感情交じあわせる、 こちらの気持ちをどのように伝え、 読み手の側がどのような気持ちとして受け取るのか、 そのような心遣いがより磨かれるツールだと思うのです。 話し言葉は、ある意味言葉の勢いで、「言ってしまった」があっても相手に気分を害することもない場合もあります。 同じ言葉を、文章で言うと、 主語がなかったり、背景や、前置き言葉がないことで、またそこに表情もないことから、 伝わらなかったり、伝わりづらかったり。 喜んでもらおうと思った文章が、読み手が怒ってしまうことがあったり。 より文章では具体的に、丁寧に、 相手の立場になって伝えていく心配りを大切にしていきたいものです。
2020年03月15日 | 作成者:
安本昌巨